患者を諦めさせない

患者は自分の抱えている病気や怪我に対して、とてもナイーブになっている場合があります。特にその傾向は女性患者に多く、悲観的に考える人は多いようです。
近年の医療ではチームワークによる医療が進められていることが多くなってきました。たとえばがん患者には、精神面でのサポート、また金銭面でのサポートといった直接の治療だけではないことでもフォローできる体制をとっているところが増えてきています。これは病気や治療に対する考え方が変わってきているからではないでしょうか。直接治療に関わる部分だけが治療ではないですし、また看護でもないのだという考え方に変わってきているように思います。

看護師もこのような時代の流れに合わせて、看護師資格だけでなく、カラーセラピーや心理学を学んでいる人が増えてきました。少しでも患者さんが治療に向けて前向きに頑張れるように、との配慮のように感じます。がんになって投薬治療だけで済む人はまだまだ少ないようです。発見が遅ければがん細胞の摘出手術から始まります。どれだけ簡単な手術であっても、人は不安になるものです。女性患者などは手術跡も気になるところです。最近では腹腔手術が主になってきて、手術跡は目立ちにくくなってはいますが、それでも分かってしまいますので気にならないはずがありません。このようなことでも気分が沈みがちになってしまうのは女性患者には多いように思います。

診療内容も一緒に治療に参加することで、患者が諦めることなく前向きに治療に向き合えるように考えているのも、最近の治療の特徴かもしれません。気持ちを前向きにさせること。これは簡単なようで難しいことです。

看護師は、常に研修や教育を重ね研鑽しています。院内だけでなく、自分でお金を出してセミナーや教室に通う熱心な人も大勢います。看護協会から、さまざまな研修会の案内が届きますので、その気になれば専門分野を目指し、転職してでも管理職なれるチャンスもあります。自分の看護スタイルやなりたい自分をイメージしてみてください。必ず道は開けますよ。